出雲駅伝を振り返る3

北海道学連選抜が先頭を走っていたが、遂に1kmもしないうちに、國學院大浦野雄平、青山学院大吉田圭太、駒沢大田澤廉の集団が追い付く。浦野を先頭に集団を形成していて、後の2人はそれについていくと言った所。

 

一方、後ろからは東洋大の大エース、相澤晃が来ていた。それに東海大塩澤稀夕も付いていく。しかし、ペースを上げた相澤に塩澤はついていくことが出来ず後退。

 

格上の相手ながら、浦野、吉田必死に食らいつく駒沢大1年生の田澤。すると、浦野がやや疲れた様な表情を浮かべ出す。そこに、相澤が追い付く。そして4人はペースアップ。集団の中で牽制する事なく、誰がトップに立ってもおかしくないスピードで加速して、最後は田澤が一歩抜け出す。ロングスパート合戦を制したのは、田澤だった。そこから、4位の青山学院大迄が

6秒差、5位東海大も31秒差というまだまだ優勝がわからない展開に。

 

拓殖大レメティキや法政大青木涼真も下位で貰った襷を3つ順位を上げる力走。

 

また、3区の区間記録更新した選手が6人という珍事。気温が高くなかった事や、エース級の選手が3区に出走した事が原因の1つであると考えられる。

 

駒沢大田澤選手も、力のある先輩達が多い中、よく仕掛けたな。という印象。宇賀地強(コニカミノルタ)や村山謙太(旭化成)の再来なるか?

 

通過順位

1位 駒沢大

2位 國學院大

3位 東洋大

4位 青山学院大

5位 東海大

6位 順天堂大

7位 中央学院大

8位 法政大

9位 立命館大

10位 帝京大

11位 北海道学連選抜

12位 拓殖大

13位 皇學館大

14位 関西学院大

15位 アイビーリーグ選抜

16位 京都産業大

17位 北信越学連選抜

18位 広島経済大

19位 東北学連選抜

20位 愛知工業大

21位 第一工業大